介護で結婚を諦める必要はありません!その経験が結婚生活に生きるのです!

わたしの両親は介護生活をしています。
父はもう天国に旅立ちましたが『要介護3』でした。
認知症を患っていてグループホームで生活をしていたんです。

母は要介護2です。
父が天国に旅立ってさびしそうにしている感じですが趣味のカラオケとか楽しんでいるようです。

わたしが44歳くらいの時に介護生活が始まりました。
婚活を開始した時期と同じくらいです。

わたしが結婚したのが47歳ですから3年ほど自宅で介護生活をしていた事になります。
父が旅立ったのが49歳の時ですから結婚してからも2年ほど介護生活をしていました。

いやー介護生活は本当に大変です。
介護が始まった年よりも次の年、その次の年と年々大変になってきます。

結婚どころじゃない…
そんな感じ。

介護をしないといけないので結婚してる場合じゃ無い!!
と、思っている方も多いと思います。
でも、介護と結婚はまったく別物と考えなくてはダメなんです。

介護はある日突然やってくる


介護生活は突然やってきます。
我が家はこんな感じで始まりました。

父が同じ事を何回も聞いてきた

母と近くに住んでいる兄との会話にこんな話題が増えてきました。

お父さんが同じ話しをする。
しかも、ちょっと前に話しをした内容…

この時はわたしたち家族に介護とか認知症とかの知識がまったくありません。
『呆けてきた』なんて笑ながら話しをしていました。

数年にわたって介護生活が始まるとは思ってもいませんでした。

主治医の先生から忘れ物外来をすすめられた

実家のすぐ近くに両親のかかりつけのお医者さんがいます。
わたしが子どもの頃からですから30数年来のお付き合いがあります。

その先生から父の同じ話しを繰り返す事を指摘されて忘れ物外来の受診を勧められました。
認知症の疑いがあるからと。
母が主治医の先生からそう言われたようです。

母はストレートな性格をしているのでそのまま父に伝えていました。
ボケが出てきてるて先生が言ってるから専門の病院に行かんね。

父は当然受け入れる様子は無かったですね…

介護相談を利用しました

家族にとっても親の介護というのは簡単に受け入れるものではありませんでした。
しばらくは父のボケ問題は無かったかのように過ごしていました。

一緒に住んでいたわたしもこのままじゃヤバいかも…
そう、感じる事が多くなってきてたのは事実ですが介護に関する知識が無いのでどうしようもありません。
何をしたら良いのかまったくわからないのです。

動いたのは兄からの電話でした。
区役所に介護相談があって連絡をしたら面談にきてくれるようになったとの事。
その連絡を聞いてもわたしはピンと来なかったですがその日を待ちました。

介護を家族がすると崩壊する


介護という現実がはじまりました。
何の予備知識もありません…

子どもたちの揉め事

両親の介護生活がはじまりました。
その時、わたしは両親と同居です。

わたしは3人兄弟で、車で30分ほど行ったところに兄家族が住んでいて、神奈川県に姉家族が住んでいます。
兄も忙しいし、姉はお盆と正月にしか帰省しません。
両親の介護生活は一緒に住んでいるわたしが行う事になりました。

兄も姉も両親思いで何かしたいという気持ちが強かったです。
でも、一緒に住んでいるのはわたしです。
両親が何を望んでいるかを一番近くで見ているのです。

あれをしろ!!
これをしろ!!
父も母も望んでいない事を伝えるとそれじゃダメだ!!

兄弟の揉め事ばかり起きるようになりました。

両親との揉め事

2年ほどたった頃でしょうか父が要介護2になりました。
認知症が認められた頃です。
これから徐々に進んでいく事でしょう。

主治医の先生からもそう言われた頃です。

でも、当の本人は足腰が少し弱っているくらいで不自由無い生活が出来ていると思ってます。
何を言っても聞きません。

子どもが世話をすると両親にも甘えがあるようで親子喧嘩をする事が多くなってきました。

兄弟との事、両親との事…
婚活も初めていましたがこんなんじゃ結婚出来ないかも。
そう思う事が多くなってきました。

介護をしていて人生が終わったと思った時


介護生活も2,3年が過ぎようとした時です。
両親の姿を見てわたしの人生は終わったかもと思いました…

父は嫉妬症だった

父の様子がだんだんと変わってきました。
母への嫉妬が凄くなってきたんです。

常に自分の目が届くところにいないと母を探し回るようになりました。
デイサービスの迎えのドライバーさん(男性)に暴言を吐いたり…

バスを使って母がいるデイサービスに迎えに行って帰るぞ!!と大きな声をあげたりしてました。

ケアマネージャー曰く、父は嫉妬症でしょう。
認知症の方に見られる場合があるそうです。
(しかも、年齢は関係ない模様)

母が通所しているデイサービスに施設長が『おれがいない所で他の男と楽しくやりやがって!!』と言ってたと聞きました。
のちに、父は認知症施設(グループホーム)に入所するのですがグループホームの施設長に母の事を相談してたようです。

他の男と楽しくやってるので離婚しようと考えていると…

全て父の妄想なのですが、80歳も超えているのにそんな事を考えているのか…
ちょっと、背筋が寒くなったのを覚えています。

母がキッチンドリンカーになっていた

母は元々お酒が好きな方です。
ビールと焼酎を飲む程度だったんですが…

結婚して実家に行くと朝からろれつが回らない事が度々あります。
家の中が焼酎くさい。
キッチンに飲みかけのコップがあって臭うと焼酎の臭いがする。

こんな事が多くなりました。

しばらくして、父から兄に電話があってお袋が座り込んで動かなくなっている。
今から実家に行ってくるから何かあったらこっちにきてくれ!!

泥酔して動けなくなっているだけ…

そんな事も本当に多くなってきました。
アルコール依存症です。
失禁も何回もありました。

親の下の世話とか無理とか思ってましたがわたしと兄はやりました。
やらないといけない状況だったんです。

失禁した布団も何回もコインランドリーに洗濯にいきました。

ケアマネージャーやヘルパーさんの前で父を罵倒する事が多くなっていったようです。
介護のストレスで母が壊れていくのを感じました。

ケアマネージャーと密に連携する事が重要


人生終わったかもと感じる事も多くなりましたがそれを救ってくれたのがケアマネージャーです。
介護は家族がするのでは無くて、行政や介護サービスを利用するのです。

介護をしてわかった事

介護認定が下りるとデイケアとかデイサービスとか利用する事になります。
うちの両親も通所していました。

ヘルパーさんにも来てもらって夕食の準備とか簡単な掃除とかもやってもらってました。
これって、介護を受ける側のサービスと思っていました。

でも、このような考え方もあります。
介護をしている家族の為でもあります。

デイケアやデイサービスに通所している間は家族の負担がありません。

世の中の介護に関するサービスは家族の為でもある。
わたしは数年の介護生活の中で実感した事です。

介護を受ける側の立場で物事を考える

間違ってはいけないのが介護をする側の立場で物事を考えてはダメです。
わたしは最初はこのような考え方でした。
このような考え方だと介護のサービスを受けてもうまく行きません。

両親の不満ばかりが増すからです。

・両親が何を望んでいるのか
・両親が不便に思っている事は何か

介護を受ける側の考え方を理解して、その事をケアマネージャーに伝えます。
ケアマネージャーは介護のプロですからいろいろと提案をしてくれます。

このような考え方が出来るようになってからうちの両親も落ち着いてきた感じがあります。

両親の気持ちを理解して、何が不足しているのか??
その事をケアマネージャーに相談して介護プランを立てて貰う。
うまく行かなければケアマネージャーと相談を繰り返して改善をしていく。

時間はかかりましたがこのような感じで両親が落ち着いて行ったとわたしは感じています。

まとめ


介護生活は本当に大変です。
子どもたちが両親の介護をしてしまうと家族が崩壊すると思います。

介護は介護のプロに任せるべき!!
その為に介護をされる側の立場に立って物事を考えれるようになる。
そして、ケアマネージャーと相談を繰り返して介護プランを立てて貰う。

その繰り返しです。

そうする事によってわたしの負担も随分と減りました。
長期の出張にも行けるようになったし、婚活も何事もなく出来ました。

お嫁ちゃんとも出会って無事に結婚も出来ました。

もし、介護が原因で結婚を諦めているならもう一度考え直しましょう。

介護は介護のプロに任せるほうが双方が幸せになると思いますよ。

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